料理人がお金持ちになれない理由7つ

料理人がお金持ちになれない理由7つ

料理人がお金持ちになれない理由7つ

この料理人というのはあくまで雇われの料理人のことなので、オーナーシェフや経営者になってしまった料理人の方には当てはまらないのでご了承ください。

結論から言うと、7個理由があります。

1)給料が安い

2)休みが少ない

3)拘束時間が長い

4)単価が低い

5)経営者が至福を肥やしている

6)レバレッジが効かない

7)銀行の融資が下りづらい

と飲食店で勤務したことがある方には、そんなのわかりきっているというものもあると思います。しかし表面的な部分ばかりではなく少し掘り下げて説明していきたいと思います。

給料が安い

これは料理人に限りませんが、給料が安いということは使えるお金も少ないと言うことです。料理人の年収は平均で300万円程度ですが、弁護士や医者、証券マン、不動産業などは年収で1000万円を超えます。年収が3倍以上なので使えるお金も3倍以上、貯まるお金も3倍以上です。

お金持ちになるには、最低でも給料の1/10(可能なら3/10)は毎月貯金してそれを投資するというのがもっとも確実な方法だと言われています。

手取りが30万円の料理人は毎月1/10の3万円を貯金します。1年間で36万円の貯金が出来ます。

一方、手取り90万円の弁護士は毎月1/10の9万円を貯金します。1年間で108万円の貯金が出来ます。この時点で差は72万円です。

翌年、この36万円と108万円を月利1%で回る投資案件に複利で投資したとします。

36万円は12ヶ月で397,661円になります。

一方108万円は1,192,988円になります。

その差はなんと795,327円になります。1年間の利子だけでもこれだけの差がついてしまうのです。もちろん、仕事を続けている以上毎年同じように給料が入ってくるのですから、それを同じように投資していくとどんどん差が広まっていきます。

ですので、給料が安い料理人はなかなかお金持ちになれません。

休みが少ない・拘束時間が長い

休みが少ないのと拘束時間が長いと言うのはまとめると自由になる時間が少ないということでまとめさせていただきました。では自由になる時間が少ないとなぜお金持ちになれないか?

Time is money(タイム イズ マネー)

日本語訳は時は金なり

有名な熟語なので知らない人は少ないと思います。これはお金の性質とも関係があるのですが、お金と時間は同等の価値があると言うことです。これを考えた人は天才ですか?

しかし、正確に言うと時間は巻き戻せないので時間の方が大事だとお金もちは考えます。ですのでお金を払って時間を買います。どんなにお金をもっていても時間を巻き戻すことは、今の所出来ません。お金を払って時間を買うとはどういうことか?

例1)

手取り30万円の料理人と手取り90万円の弁護士1ヶ月の労働時間を200時間(どちらの職業もそんなことはないですが)として1時間あたりの時給を算出します。

料理人の時給は1500円

弁護士の時給は4500円

となります。

ここからが本題です。

料理人が部屋の掃除に1時間使ったとすると、本来稼げていた1500円を稼げなくなります。

弁護士が部屋の掃除に1時間使ったとすると、本来稼げていた4500円を稼げなくなります。

そこで、1時間2000円で掃除をしてくれるサービスがあったとして、弁護士の場合1時間に2000円払って掃除をしてもらった分自分は仕事をして4500円を稼げばその1時間はプラス2500円になります。

これが時間を買うと言うことです。

 

 

例2)

仕事に行く時は晴れていたのに、仕事が終わって会社をでたら土砂降り。こんなことありますよね?

近くのコンビニでビニール傘を買って歩いて帰ったら家まで30分。

コンビニで傘を買わずにタクシーに乗れば家まで10分。

その差はわずか20分と思いますが、それは表面的なものです。ポイントは30分歩いて帰って風邪をひくリスクといってもいいでしょう。もしも30分も雨の中を歩いて風邪を引いてしまい翌日の仕事を休まなければならない。となった時、金銭的にも損失が大きいです。

ですので、お金持ちは迷わずタクシーを選びます。

これらが時間を買うと言うことです。

休みが少なかったり、拘束時間が長かったりするとそもそも時間を買うというほど、時間に余裕がなくなるのでお金持ちにはなれません。

 

単価が低い

飲食店の売り上げというのは、あくまでお客様の支払う代金です。売り上げをあげようと思ったら、客数を増やすか、単価をあげるしかありません。お店の広さが決まっている以上客数を増やすというのは現実的に厳しいです。ですので、売り上げをあげようと思ったら単価をあげるしかないのです。単価をあげるといっても料理に出せる金額というのは高いとこでも5万円くらいです。当然そこには原価も含まれますし、仕込みをする時間もかかってます。

それに比べて、宝石類やブランド品、不動産などは10万円や100万円で売ることができます。しかもそれらを販売している人は商品を自分で作っていない事がほとんどです。ダイヤの指輪を作る人と売る人別ですし、家を建てている人と販売している人は別の人です。

仕込みをして時間をかけて数万円の売り上げをあげるより、人が作ったものを販売する方がお金を稼ぎやすいという世の中なのです。

ですので料理人ではなかなかお金持ちになれません。

経営者が至福を肥やしてる。

これに関してはそのままですね。個人経営の飲食店の多くは個人事業主として開店する場合が多いです。(法人にるるメリットが少ない為)個人事業主というの必要経費に上限がないからです。レストランで食事をするのも勉強の為という名目で経費に出来ますし、車を買うのも食材の運搬の為という名目で経費に出来ますし、海外旅行も視察や研修という名目で経費に出来ます。

従業員の給料は安くし、ボーナスも出さないのに自分は経費で色々なものを買うことが出来ます。ですので雇われの料理人はなかなかお金持ちになれません。当然経費なので利益が出てないと使えません。すごい忙しいのに給料が全然上がらなかったり、ボーナスが出ないという場合は経営者が至福を肥やしている可能性が高いです。

レバレッジが効かない

レバレッジとはテコの原理のことで、少ない労力で大きな成果を生むと言うことです。では、レバレッジが効く仕事とはどのようなものか?

一番わかりやすいのは、芸能人ではないでしょうか?

芸能人はテレビに出演することによってギャラをもらいます。それが人気番組になりレンタルDVDは販売されたりします。レンタルされることで出演者にギャラが入り、売れることでギャラが入ります。キャラクターのラインスタンプなども売れることによりギャラが入ります。つまり一つの仕事をすることで、いくつもの収入源を作ることがレバレッジを効かすと言うことです。

ミュージシャンや作家、漫画家などもレバレッジが効く仕事だと言えますね。

それに比べ、飲食店(チェーン店を除く)の収益のシステムは食材を仕入れて、調理してお客さんに提供し代金を支払って頂く。収入源が1つしかなですし、レバレッジが効かないのです。売り上げをあげようと思ったら、沢山仕入れて、沢山売るしかないのです。それには在庫を抱えることになりますし、人件費も増えます。当然時間もかかります。

飲食店でレバレッジを利かすとなると、店舗を増やしたりレシピ本を出したりする事になります。ですのでなかなかお金持ちになれません。

銀行の融資が下りづらい

テレビドラマなどで銀行から融資を止められて、土下座をする町工場の経営者の姿を見たことがあるのではないでしょうか?なぜか大体町工場です。飲食店の経営者やアパレルの経営者などは登場しません。

裏を返せば、町工場は銀行からの融資をしてもらって経営しているということになります。テレビドラマのモデルになるくらいなので、多くの町工場がそうなのではないでしょうか?個人経営の飲食店で操業の時に融資はしてもらっても毎年のように融資をしてもらっているという話は聞いたことがありません。

つまり、個人経営の飲食店と言うのは水商売だからか銀行から融資をしてもらえないことがほとんどなのだと思います。町工場のように、毎年のように銀行からの融資が受けられれば料理人の給料や休みも増えると思います。飲食店が水商売である以上、銀行からの融資が下りないので、料理人はなかなかお金持ちになれません。

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